【20190420】良い子はみんなご褒美がもらえる
2019年4月20日18:00公演
初日
特に前情報とかみずに、何も調べずに観にいきました。
堤さんとりょうちゃんの演じる役が同じ名前だということも、劇中で知ったくらいに調べてなかったです。笑
その上で、初見の感想は。
睡眠不足で疲れた身体ではみるべきでなかったなー
です。
集中して場面場面、想像を膨らましながら観劇しないと、その良さが損なわれてしまいもったいない舞台だと、思いました。
まず、冒頭のオーケストラ
ホルンが独り歩きして、調和の取れてない音楽。
もちろん、それは演出上のものだし、その後のセリフで、それが意図的というのはわかるのですが。
体調が万全でない私(慢性的な睡眠不足のところ、前日深夜まで仕事で、2時間しか寝てないのに、5時半起きで、1日色々と活動して、疲れきって。公演始まる前にカフェで、友達と喋ってる時にすでに眠さとの戦いでしたから)音の不調和が苦痛でしんどいなーと思う以外できなくて。想像を膨らますことができなかったです。(自業自得)
社会主義だったソビエト連邦がロシア共和国となり、民主主義化したといっても、実際は、独裁国家の名残を残していて、民主主義化はできておらず、
組織に意見をするものは、精神異常者として裁かれてしまう。
長いものにまかれて真実に目を瞑って生きる方が楽ではあるが、本当にそれでいいのか?
ということを描いた舞台。
結局、最終的には自分では手に負えないとなった医師の策略によって退院(釈放)されるが、2人の問題は何も解決しないまま、釈放されておわる。
演者から放たれるセリフだけをおっていると、もやっとさせられるだけの観客。
多分色々な表現があの舞台上で表現されていて。
舞台上にただ座っているだけの演者にも意味があって音楽にも仕掛けがある舞台なんだと思うのです。
まさに、
"俳優とオーケストラの為の戯曲"
俳優の演技力と、オーケストラの表現力、
実力が試される舞台であり、それを楽しむ世界。(舞台独特の楽しみ方ですね!)
次観劇する時は、その仕掛けを探して、楽しみたい なぁと、悔しく思いました。
あたしが感じた初見の解釈が、以上です。
次見たら、解釈全然違うかったーとなるかもですが。(なにせ、頭死んでたんで自信が無いwww)
終わったあとに、あらすじなどを確認してみてから思ったんですが。
舞台の座る位置。
階段が五線譜だとしたら、そこにいる位置に、意味があるのかなーと。
公式ページ
http://www.parco-play.com/web/play/egbdf2019/
に書かれている。
"英語の原題であるEvery Good Boy Deserves Favourは、五線譜を覚えるための英語の語呂合わせ。一番下からミ(一点ホ)、ソ(一点ト)、シ(一点ロ)、レ(二点ニ)、ファ(二点ヘ)で、この音は英語ではE,G,B,D,F,つまり" Every Good Boy Deserves Favour "と頭文字を覚えれば、どの線にどの音が引っかかるのか譜読みするときにすぐ思い出すことができます。"
この件を勘案して、ステージをみると何か答えがあるのかな?とか、考えたりしました。
見てた時はそんなこと考えもしなかったので、そうかどうかなんてはわかりませんが。
とりあえず、今イワノフ、"レ"だな。今"ソ"だなとか、考えてみると、またおもしろいのかな?なんて思ったりします。(そーゆー視点でみると、2階からみてみたいな。)
1時間15分、集中してイワノフを演じるのは大変だなーりょうちゃん。
一瞬たりとも気が抜けない。
長ゼリフもそうだし。
ただ、そこにいるだけで意味が伴ってくるもんね。
勝手なイメージですが、りょうちゃんが好きなストーリーではなさそうだから、りょうちゃん自身が作品を愛することができるまでに時間を要したんじゃないかとも勝手に想像していて。
その勝手な思い込みと妄想を踏まえた上で、俺がんばります!!って泣きながら堤さんに宣言したりょうちゃんが愛しすぎてたまらない!となりました。
無邪気なイワノフ良亮はかわいくて
かわいい!!ってなるし。
一点をみつめつづけるイワノフ良亮は、ただ、美しいしかなかったし。
ヲタクは色んな楽しみ方をするんでしょうね。
とりあえず、私は次まで、かなり時間があいてしまいますが。万全の状態で楽しみます!笑
ゴールデンウィーク長いし、増やしちゃうかもな。
いかんな。
BlackSugarとぼくらのショウタイムに後先考えず散財したから、あとは自粛しないとダメなのに。。。