とつろぐⅡ

A.B.C-Zに関する舞台·コンサート·の鑑賞記録

【20190506】良い子はみんなご褒美がもらえる

ぱーぱー いうこときいてー

ぜんぶーうまくーいくかーらー。

 

 

 

が、頭から離れない。

もっと余韻にひたりながら、あの席にすわって、ぼんやりとしていたかった。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、今日が終わればしばらくあえなくなるしという思いで、橋本良亮だけをずっとみていた。

 

フォルムもお顔もなんて美しいのかしら。

階段に座ってる良亮にうっとり。

と、冒頭部分は瞳をハートにしていたが、

気付けば、はしノフの世界でこの舞台をみていた。

 

実際はもうすぐ26歳なんだけど。

私には18歳くらいの少年にしかみえない。

 

イワノフは、ただ無邪気に。

彼にとって当たり前の世界で生きていて。

その世界を私たちが否定するのは間違っているのではないか?

むしろ、本当はみんな、オーケストラが見えているのに、私だけ見えていなくて。。。

見えない私が間違っているのかもしれない。

 

と、なんというか、チラシの裏に書いてあるあらすじ通りのことを感じた、本日のはしノフ。

 

 

どうなんだろう?

はしノフは、「ぼくのオーケストラをだまらせてくれ!」

とはいっていたが。

 

「オーケストラはいる!」

となった時のあの嬉々とした表情

 

サーシャが、病院を訪れたときに、オーケストラに誘うはしノフ。

あの時、はしノフのオーケストラはいなくなっていたのではないか。

彼はオーケストラをとりあげられて、誰でもいいから僕のオーケストラに入ってくれとなり。

そして、狂気を帯びていく。。。

 

そういったことを勘案すると、彼にはオーケストラが必要だし、ないと均衡がとれず狂ってしまう。

 

皆が同じである必要が無いし

皆が同じということが、皆が幸せという事ではない。

 

ということが、伝わる舞台だと、感じた。

 

 

 

なんというか、どうしても、ストーリーを考えて、1つの答えを求めようとしてしまう、私。

 

3人のアレキサンドル・イワノフが、同一人物なのではないか?

 

とか

 

堤ノフは最後死んだのか?

 

とか。

 

 

この舞台、そんなことはどちらでもいいのだ。

 

そう思うならそう思えばいいし、それは、この舞台において、表現したいことではない。

 

 

今、自分が見えている"正しいもの"が他人も同じものを"正しいもの"とするのは果たして"正しいもの"なのか?と考えさせられる舞台に、結論や正解は不要なのだ。

 

だからこそ、

ラストシーンは台詞が一切ないこと。

思わせぶりの呪文のような台詞たち。

オーケストラの"あえての不調和"を施した演奏。

スポットライトを浴びていない時の表情の演技。

ダンサーの方達のダンスの表現。

チャコールグレーの色のない世界。

 

表現がとても抽象的なことで、

伏線になるストーリーは幾通りも想像出来る仕掛けになって いる。

 

はしノフに焦点を置いてみると、そんな風には感じた舞台でした。

 

 

 

観劇中、そんな独裁国家ソビエトでなく、自由な日本に生まれてよかった、、、と観劇中にふと脳裏によぎったのですが。

 

いや、日本ほど、不自由な国はないともいえる。

 

それがあまりにも当たり前になりすぎて、

気づいていないだけで。

ね。

 

 

そして私は、それに囚われていきているし。

寧ろそれが心地よいので。

それがなくなってしまうと、本当に自由になると、支えがなく壊れてしまうのかもしれない。

だから、この不自由な、"ひとつの正解に縛られている世界"も悪くは無いとおもってしまっている。

 

 

また、えび担の方だけに説明するとすると

戸塚くんという存在そのものがまさにそれを表している。

 

彼のことを奇行子と呼ぶ世の中だけれど

彼自身はそれが普通のことで、彼は自分を変だと思っていない。

 

まさに、それだ。

 

それが戸塚くんのアイディンティティだと、戸塚くん自身は主張している。

 

しかし。

A.B.C-Zに人気が出て欲しい私からすると

 

戸塚くんがアイドルを演じないから、ヲタクが離れているのは確かな事実で。

顔がいいと釣れたファンも、慣れてくると、中身に呆れて離れてく。

中身がオジサンでアレなのは100歩譲って仕方ないし。そんなとこも、見た目が良ければ愛くるしさにかわるので。

見た目だけはちゃんとしろ!と思うも。

彼は"ありのままの俺を愛してくれ"といわんばかりに、

髪型はジャニーズらしさに欠け

お化粧せずにテレビにでる

お肌は荒れてる

そして、ぷくぷく太る

という、なんとも、ジャニーズらしさゼロで、ジャニーズのお仕事をしている。

 

そりゃ、ファン離れてくわ。

と思ってしまう系ヲタク。

 

 

 

だけど、それは。

戸塚くんをどうしても、"ジャニーズのアイドル"という固定観念でしばりたがる私のエゴ。

なんて。

そんな私の心をグサグサと刺された様な感覚にもなった。

 

 

私は、この演目に出てくる教師と、同じ。

ごめんね、戸塚くん。

 

伝打伝助さんという方が

伝えたかったことがまさにこの舞台とリンクしているな

 

とも思った。

 

 

戸塚くんの良い子を見た感想をきいてみたくてうずうずしているいま。

 

神様、変なことしないから、規則違反とかしないから、戸塚くんとお話出来るツールを下さい!!

 

いや、一方的に話してるのをきくだけでもいい。

アイドルではなく、戸塚祥太としての、感想をききたいな。

公演が全て終わったあとでいいから、とつぶろで感想あげてくれないかなぁ。

 

 

話がそれまくりましたが、3度目の観劇の感想は以上です。

 

 

しっかし、今日も小手さんいい演技してたなー。

 

小手さん、かなり年上だとばかり思ってたけど。

佐藤アツヒロくんと同い年なのね。

びっくりした。笑